7月1日午後2時より
岩国市福祉会館にて高橋史朗先生による「親学」の勉強会がありました。
弥生会会員には教育問題に危機感を抱き、親学を率先して勉強しておられる方が多数おられます。
「日刊いわくに」にも紹介されていましたので、子どもが三十路のもなろうかと言う時に今更「親学」と思いつつも出かけて参りました。
ならぬものは ならぬものです
これが親学の大変重要なキーワード。
親が確固たる信念を持って、子どもの発達に応じた子育てをする、その支援をすること。
「親の育ちを応援する学び」
日本では古来より、祖父母から親、子と自然に受け継がれてきた、家庭での教育、子育てが核家族化した現代社会ではそれが断絶し、受け継がれなくなってきている。
子育てに自信をなくし悩んでいる親に寄り添い支援する必要がある。
親学は、自分自身の心に向き合い、親と子と共に育つ、育自学である。
○しっかり抱いて 下に降ろして 歩かせる
○子育て四訓(発達に応じた子育て)
乳児 しっかり抱いて肌を離すな
幼児 肌を離せ 手を離すな
少年 手を離せ 目を離すな
青年 目を離せ 心を離すな
今回のような講話を聴くと、「ああ、良い話を聴けた、忘れずにやってみよう。」と感動し、感化される。
しかし、二三日もするとすっかり忘れてしまう。頭の隅にはあるのだけれど‥‥。
ひどい時には、「しっかり抱きしめて、こどもの目を見て、言い分も聞いてしかろう」と心に誓ったはずが、家に着き、玄関の戸を開けたとたんに「靴が外まで出ている、おもちゃが出しっ放しになっている、片付けなさい!」と大声でしかっている私がいた。夜、子どもの寝顔に謝る毎日‥‥。
親は私を叱らず、諭してくれていたのに‥‥。
いかに自分が幼稚で、自分勝手で、余裕が無かったかが、今なら良くわかる。
そんな私に育てられた子どもたちが、これから親になった時、しっかり子育てが出来るのか不安になる。反省する。
今私が出来ることは、親学をしっかり学んで、将来子どもたちが子育てをするときにアドバイスしてやること、子どもに寄り添い、支えてやることだろうか。
一言:「先のことを憂えても、なるようにしかならないのです」結婚できないかも‥‥。
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